メニューボタン

専攻概要

組織・入学定員

課程 標準修業年限 入学定員 分野・部門
博士課程前期 2年 15名 教育分野
臨床心理分野
博士課程後期 3年 6名 教育実践学
臨床心理学

設立のねらい

 現在では、専門的で高度な職業的能力の修得を求める社会人の方が増えています。大学などを卒業して就職してからも、学問や技術や社会のシステムは発達し、変化していきますから、社会人になってからもさらに最新の理論、知識、技術を身につける必要に迫られています。それに応じて大学院の性格も、従来の研究者養成から高度専門職業人の養成とその再教育の場としての役割へと重点を移しつつあります。

 特に教育とその近接領域では、今までそのような機能を持った大学院は限られていました。教育・臨床心理専攻は、「教育分野」と「臨床心理分野」からなる、高度職業人養成のための大学院です。特に社会人が学びやすいように、授業を主として夜間に行い、教育と臨床心理の現場に即した内容のカリキュラムと研修システムによって、社会人の再教育の要望にこたえます。

教育と臨床心理の専門家の養成

 本専攻は、主として学校教育関係者や、臨床心理・福祉・医療などの関係者、地域教育関係者に対して、専門的知識と実践的技量を育成することを目的としています。本専攻博士課程前期は「教育分野」と「臨床心理分野」から成っています。

教育分野

 教育分野では、教育に関する理論や実践を探求することによって、教育現象を総合的、有機的にとらえます。教育研究活動と教育現場における実践を統合し、教育の現場におけるリーダーとしての専門家を養成します。

臨床心理分野

 臨床心理分野では、臨床心理学の理論と知識をもとに研究をすすめるとともに、充実した学習と訓練を行います。臨床経験を重ね、自らの心を見つめることによって、深い人間理解と倫理観に裏打ちされた、臨床心理学の専門家を養成します。

高度な専門性を持った職業人養成のための大学院

 従来の大学院は、主に研究者養成のための機関でした。今日では、高度な専門性を持った職業人を育てる場として、大学院が注目を集めています。しかし、既存の大学院では、どうしても研究者養成という大前提があるために、社会の第一線で活躍する専門家を養成するという観点から見ると、その教育システムを整えるのが困難でもありました。

 本専攻は、高度専門職業人養成を主たる目的としています。もちろんそのためには研究者としての能力も必要となります。しかし研究者としての側面ばかりが強調されすぎると専門家としての能力が不十分になる可能性があります。実習や現場での研修の充実によって、研究者としての資質の向上だけでなく、教育や臨床心理の分野における専門家として、実践的なリーダーシップをとれる人材を育てます。

夜間を中心とした授業

 本専攻は、社会人の教育の機会を拡大するための様々な工夫をおこなっています。授業の大部分を夜間に行い、社会人として働きながら大学院でも学びやすいように時間割を作成します。また、状況に応じて、土曜日に授業を開講したり、集中的な講義を行うなど、多様な授業形態によって、社会人の受講に便宜をはかります。
 四年制大学からの進学者にとっては、昼間の時間帯を現場での研究や実践、研修のために活用できます。

時間割

夜間1限 18:00-19:30
夜間2限 19:40-21:10

教育・臨床心理専攻は、専ら夜間に授業を行う夜間大学院です。
この時間以外にも、土曜、日曜を利用した集中的な講義や、臨床実習、休業中の病院実習等があります。

社会人の受験に対する配慮

 入試も社会人が受験しやすいように配慮しています。一定の条件を満たす社会人に対しては、学力試験に代わって、小論文、面接、研究計画書による選考を行います。

専門資格の取得

 本専攻では、高度な専門的資格への道が開かれています。教育関係の資格としては、「教育職員専修免許状」が取得可能です。臨床心理関係の資格としては、国家資格である「公認心理師」(カリキュラム対応予定)、博士課程前期臨床心理分野で(財)日本臨床心理士資格認定協会の認定する「臨床心理士」(第1種指定大学院)の受験資格が得られます。