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「教育・臨床心理学科」とは?

人を育てる「教育」の営みと、人の心に関わる「臨床心理」を学ぶ

 新聞やテレビなどで、子育てのあり方、いじめや不登校などをはじめ現代社会における様々な問題が、多く取り上げられています。大人では、メンタルヘルスやストレス管理、自己啓発や生涯学習、キャリア発達などの課題があります。本学科では、こうした問題に教育学と臨床心理学の知識や技法を用いてアプローチすることを学びます。

 カウンセリングは、深い悩みを持った人のためだけのものではありません。実はカウンセリングは健康な人たちも重要な対象です。自分を理解し、自己実現をめざし、キャリアを積み上げるためにとても役に立ちます。教育とカウンセリングは、関係が深い領域なのです。

 これまで、「教育」「臨床心理」の分野をそれぞれ単独に学べる学科はたくさん設置されていますが、本学科は、「教育」に関する科目と「臨床心理」に関する科目の両方を同時に学ぶことができるところが他の大学にはない特徴です。「教育」と「臨床心理」に関わる科目を自分のニーズに応じて、自由に選択し、組み合わせて学ぶことができます。

 「教育」と「臨床心理」の2つの分野のコラボレーションにより、人への支援や援助(人間形成とそのケア)に関する総合的、実践的な人材を養成します。

学科の特色

一人ひとりのニーズに応じたカリキュラム

 1、2年で「教育」と「臨床心理」の2つの分野の基礎を習得し、3年次から、自分の適性や興味関心に応じて、自分の進路に沿った柔軟な科目選択ができます。カウンセリングや臨床心理の理論を中心に学びたい人は「臨床心理」の科目を中心に、学校の教員などの教育関係の仕事を目指したい人は「教育」に関する科目を中心に、キャリア発達支援に関わる職種を目指したい人は、「臨床心理」と「教育」の2つの分野から総合的に科目を選択することができます。

実習や演習を多く取り入れた少人数教育の実施

 「教育」と「臨床心理」は、人間を対象としたパーソナルな交流を重視した学問です。少人数の実習や演習を中心とした、きめ細やかな学習体制を通して、実践的で臨床的な力を養成します。

実験実習のための教育施設の充実

 本学科には、教育方法実習室、教育心理学実験室、臨床心理学実習室、行動分析室、カウンセリング実習室、グループワーク室などの施設が充実し、マルチメディア設備等も導入されています。大学院に設置している臨床心理センターには、不登校の子どもの適応支援教室「ゆとりあ」が附設されています。福岡大学病院、附属中学校・高等学校と連携し、充実した実習・実践が行えます。

大学院との接続・連携

 本学科卒業後、さらに専門性を高めるために本学の大学院「教育・臨床心理専攻」に進学することもできます。この大学院は、高い専門性を持った職業人を養成する目的から、仕事を終えて通うことのできる夜間大学院です。学部からそのまま進学することも、仕事に就いて、社会人として学ぶこともできます。教員職員免許状(専修免許)を取得できます。本専攻の臨床心理分野は、臨床心理士資格取得のための1種指定大学院でもあります。九州地区の私立大学としては初めて教育学系の博士課程を備えています。

 本学科は、大学院の基礎学科として設置されるものですので、大学院への進学が十分に配慮されています。

関連施設

福岡大学臨床心理センター

 本学科の母胎となった大学院教育・臨床心理専攻の教育・研究施設として、臨床心理センターが開設されています。広く一般の方を対象にしたカウンセリングサービスを行っています。

学校適応支援教室「ゆとりあ」

 臨床心理センターに附設されている適応支援教室です。不登校の小学生、中学生を対象とした、学校への適応を支援する教室です。教育委員会等で開設されている適応指導教室の大学版に相当する組織で、全国でも珍しい取り組みです。学部生もボランティアや実習として運営に関わります。